今年遊んだゲームの感想を雑然と書いてみる。
今年というか、今現在遊んでいるのは『真・女神転生5』だ。
割とどっぷり浸っていて、すでに60時間くらいハードモードをプレイしているのだけど、まだエンディングを迎えていない。
強敵が立ちふさがり、これを倒すために最適の仲間の編成やスキル構成などを考える。
そして思惑通りに敵を通すことができると、気分が良くなる。
そして先に進むとまた強敵が出てくるので、仲間を集めたり合体したりして構成を練り直し、また倒していく。
やっているのは、単純化するとそれだけのことなのだけれども、なぜか飽きない面白さがある。
人間と言うのは、編成や構成といったものを考えるのが好きな生き物なのかもしれない。
というか、そういうのが好きな人だけが女神転生を遊んでいるのかもしれない。
長く続くゲームは、人間が楽しみ続けられる何らかの要因を捉えているわけで、女神転生の場合は、編成によって状況を打破していくと言うところに、面白さがあるのだろう。
他にプレイして印象に残っているのは、『モンスターハンターライズ』だ。
こちらもかなりの年数になるシリーズものだが、今回は翔虫(かけりむし)と言う新しい要素を導入することで、アクション性が高まっており、割と新鮮な気持ちでプレイすることができた。
この翔虫を使うと、モンスターから攻撃を受けて吹き飛ばされた際に、虫の力を使って飛ぶ方向を変えてモンスターから遠ざかり、体勢を立て直すといったことができる。
また、これを使って空中に飛び上がり、上から剣を振り下ろして攻撃するといったこともできる。
私は片手剣をよく使うのだが、この武器はリーチが短く、モンスターの頭や背中など、高い場所にあるポイントを攻撃するのが苦手な武器だった。
しかし今回はこの翔虫によって、手軽に飛び上がって攻撃することができるようになったので、使っていて楽しくなった。
翔虫はそれ以外にも、単純に素早く前進したり後退したりといったような挙動にも使えるので、今までのモンハンにあったもっさり感がかなり改善されており、それが操作して楽しいと思える要因につながっているのだろう。
他にも色々と遊んではいるのだけれど、振り返ってみるとシリーズものばかりになっており、新しいIPに手を出さなくなってしまっているのかもしれないと思う。
しかし同時に、それだけゲーム業界が成熟してきているという事でもあるのだろう。