文章修行

文章修行のためにあれこれと書いていくブログです

慣れと集中力

 最近新しいことに取り組んでいるのだけど、なかなか集中力が上がらない状態が続いている。
 仕事で長年やっているプログラミングや、アプリ開発の作業は長時間でもやれるのだけど、他のことではあまり集中力が持続できない。
 集中力は慣れている対象だと出てきやすく、そうでないと出てきにくい、という性質があるのかもしれない。

 慣れていることはツールの使い方もわかっているし、作業の手順も確立されている。
 だからスムーズに取り組みを開始できるので負荷が小さくなり、その結果として集中しやすくなる。
 一方で慣れていないことは取りかかる前段階でやらないといけないこと(調査・学習など)が多くなり、このために疲れやすくなって集中が持続しづらいのだろう。

 なので集中力を高めて持続するには慣れが必要だということになり、そのためには慣れるまでやりづらくても取り組み続けないといけない…ということになる。
 なんであっても、始めた時の入り口が挫折しやすいのはそのせいなのだろう。
 慣れるところまではあるていど我慢が必要になるけれど、そこを越せないことが多くなりがちで、いわゆる三日坊主になりやすいのではないか。

 というようなことが事前にわかっていると、最初はしんどくて集中しづらいのは仕方ない、当たり前なのだ、と思えて気長にやっていこうと思えるかもしれない。