文章修行

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ニコニコ動画にいいね機能がついてから、うっとうしさが増してきた

去年からニコニコ動画には「いいね」ボタンが導入されたのだけど、それによって動画の最中や最後、場合によっては冒頭の時点からいいねを押してください、と要求する動画が出てきていて、うっとうしく感じている。

 

投稿者がいいねを求めるのは、いいねの数がランキングに影響を与え、動画の再生数が増えるので、それによって要求するのが当たり前になったようだ。

それとは逆に、いいねを要求しづらいボカロ動画などはいいね数が増えにくく、ランキングで不利になるというような状況も発生しているらしい。

 

いいねを要求しやすいのは、ゲーム実況などの動画で、ボイスロイドを使っている動画が特に有利になっている。

これはボイスロイドのキャラクターから「いいねを押して下さい」と要求させると、ユーザが反応することが多いからなのだろう。

これによってランキングはボイスロイドの動画が埋めつくしつつある。

 

別にいいねぐらい要求されてもいいのではないかと思わなくもないが、やはり不快な印象を受ける。

なのでいいね要求を入れてくるとわかっている投稿者の動画は、見ないようになってきた。

YouTubeでは高評価お願いします、チャンネル登録お願いします、と要求されるのが嫌いなので、こちらもほとんど見ていない。

 

どの動画も、見ているときは基本的に受動的な状態になっているので、能動的にアクションを起こすことを求められると、気分が悪くなるのかもしれない。

 

ニコニコはユーザのリアクションを示す指標として、コメントがあるのだから、いいねを追加したのは余計なことだったのではないかと感じられる。

動画を見たい欲求はnetflixで埋められるので、ニコニコもYouTubeも、まとめて「見ないもの」として位置づければいいのかもしれない。

 

テレビもCMがうっとうしくて見れないし、Amazonプライムは、冒頭にさしはさまれる、他番組の宣伝が嫌で見なくなった。

純粋に見たいものだけを、お金を払って見るのが、動画を視聴する上で、一番ストレスがたまらない方法なのだろう。