ここのところは書く力をどうやって上げるか、というのを個人的な課題にしている。
たくさん読んでたくさん書けばいい、と少し前に読んだ本に書いてあって、まあそれはその通りだと思う。
問題は何をたくさん書くか、ということで、同じようなものを漫然と、えんえんと書いていても力は強まらないだろう。
向上させるためには、普段取り組んでいないちょっと難しいこともやる必要がある。
ゲームだとステージを先に進めると勝手に敵が強くなってレベルも上がっていくようになっているけれど、自主的にやる制作においては、自分で課題を設定していかないといけないところが難しい。
あまりにも高い目標を設定すると届かなすぎてやる気がなくなるし、低すぎると意味がない。
そのあたりのバランスをうまくとりながら、取り組む対象を考えないといけない。
今の私にとっては長い小説を完成させるのが課題になっている。
これもまたどのくらい長く、とかどのくらいの内容や面白さで、といった様々なハードルの設定がある。
いい感じに設定できるとじわじわと腕が上がっていくのだろうけど、そう簡単にはいかない。
悩んでいても解決する問題でもないので、実際にやってみながら、適切なハードルを設けられるようにしていくしかないのだろう。
難しいのは難しいけれど、自分で好きに、自由にやってることだからこそ生じる問題でもある。
そういうことができる状況や機会はそうそうあるものではないので、せっせと取り組み続けることにしよう。