昨日はそこそこ気温も上がり、暑さが戻ってきつつある。
いちおう梅雨明けはまだしていないようなのだけど、そうは思えないほど夏真っ盛りの気候になっている。
こうなってくると昼間は出歩く気がしないし、ますます不精がはかどることになる。
コロナ禍もだいぶ収まってきたし、今年は少し出歩こうかと思っていたのだけど、暑さに阻まれているのだった。
家にこもっていると頭もぼうっとしてきやすくなりそうだけど、こうして文章を書くことである程度は脳が働いているのではないかと思う。
毎日一定の時間を書くか、書けなくてもその姿勢を体制を維持することには意味があるはずだ。
昔のミステリー作家にレイモンド・チャンドラーという人がいて、『長いお別れ』などの作品で知られている。
この人は書くことがなくても毎日数時間は机に向かっていたらしい。
その間は本を読んだり手紙を書いたりはせず、ひたすら原稿を書くための白紙に向き合っていた。
そうやって書くための時間をしっかり確保することで、書けるタイミングが来たらすぐに書けるようにしていたのだろう。
書くことを本格的に目指すのであれば、書けても書けなくても一定の時間をそれだけのために費やす必要がある。
時間さえ費やせばいいというものではないけれど、最低でも1日1時間とか2時間くらいは費やさないと、何事も進まないし力も身についていかない。
なので私も調子がよかろうが悪かろうが、とりあえずでも書くことにしがみつく習慣をつけようと思っている。
日記を書くのもその一環として位置づけ、書くことがある時はエッセイや小説などを書いている。
日記だけ書いていてもそれほど向上はしないだろうから、より書くのが難しいことにも日々挑戦していきたい。