文章修行

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熱いシャワーとぬるいシャワー 8月2日の日記

 毎日ほぼ同じような気候が続くと、昨日と今日の見分けがつきにくくなってくる。
 最高気温35度、最低気温26度でほぼ固定されており、少しは変化をつけてくれよと文句を言いたくもなってくる。
 つけたところで誰も聞いてはくれないわけなのだけど。

 一方で、ひどい暑さでもそれが続くと慣れてくるのか、ここ数日はそれなりに作業がはかどったりもしている。
 変化がないのは退屈なことだけど、何かしたいことがある時には外部の環境の変化は乏しい方がよいのかもしれない。

 また一方で、生活のありようは自分から変化させていくこともできる。
 昨日は熱いシャワーを浴び、体が熱くなってきたらぬるいシャワーを浴びる、ということをやってみた。
 本来は熱いお風呂に入り、体が汗をかくほど温まったらぬるい湯につかる、という疲労回復法なのだけど、この時期に熱い風呂に入るのは厳しいのでシャワーでやってみた。
 疲労が回復したかどうかはいまいちわからないのだけど、熱いシャワーを浴びた後でぬるいシャワーを浴びると気持ちがいいのは確かだ。
 これを4〜5回繰り返す。

 体内のメカニズムで言うと、熱いシャワーを浴びると交感神経が働き、ぬるいシャワーをあびると副交感神経が働くそうだ。
 この2つを交互に切り替えるとリラックスでき、疲労の回復につながるのだという。
 本でちょっと読んだだけの浅い知識なので、どうしてそうなるのかという理屈はあまりよく理解していない。

 これをやってみて思ったのは、サウナに入ってその後で冷水に浸かる、というのはこれをもっと極端にしたものなのかもしれない、ということだ。
 あちらは体に負担がかかりそうなのでやる気はないけど、シャワーの温度を変えるくらいなら手軽だし、これからも試しにやり続けてみようかと思う。

 ところで、その本には山梨の温泉には熱いお湯とぬるいお湯を用意してあるところが多いとも書いてあった。
 山梨の人は昔から熱いお湯とぬるいお湯を組み合わせるのがよいのだと知っていたようだ。
 そのころはまだ交感神経と副交感神経が…とか知らなかったろうし、体感ベースでそのような発見をして、やってみるとおおそうだな、確かに疲れがとれるわ、とみんなが納得して広まっていった、というような歴史があるのかもしれない。
 そのようにして昔から作られている形式があると、理屈は知らなくても信頼度が高まるような気がする。
 科学的に証明して知識を広げるのも大事なことではあるけども。