今年の前半に、次にどんな新しいことをやろうかということを考えていた。
候補にしていたのは動画を作る、文章を書くの二択だ。
いろいろと考えた末に、文章を書くことを選んだ。
説明をするのはわりと得意な方なので、動画を作るのを継続していけば、それなりに再生数が得られるようになるのではないかと思う。
需要も多いし、いまの世の中で取り組むこととしては、ごくスタンダードな対象だと言える。
でも結局やらないことにしたのは、動画の作業をしていて、これをこの先何年も毎日続けたいだろうか、と自問した時に、そうではないな、という答えが出たからだった。
一方で文章を書くのは毎日でも別に問題ない。
こういうのは向き不向きの問題で、動画を作る方が楽だ、楽しいと思う人もいるのだろうし、そういう人は動画の制作者になっていくのだろう。
世の中で需要があるからそれに合わせて…とビジネス的には考えがちだ。
お金を出して人にやってもらうのならそれでもいいのだけど、制作の部分を自分でやる場合には、毎日やっても苦にならないことを選ぶのが重要なのではないかと思う。
そうでないと結局続けられないし、得られるものも小さくなってしまうのではないか。
また、やりやすいことをやる方がストレスがたまりにくいというメリットもある。
仕事がしんどいのは、これは稼げるから、という理由で我慢してやるところに原因の一つがあるように思える。
多少効率は落ちたとしても、こちらの方が自分には合っている、ということをやった方が精神的にはやりやすくなる。
ストレスをなるべく少なくするのも、継続性を高めることにつながっていくだろう。